医療保険
タケは昨日からNew Mexicoへ出張に出かけた。
前日荷物の準備をしている最中、渡されたのが分厚い医療保険の資料一式。
 
 り「…何これ」
 た「保険の資料だって」
 り「…読めってことかね」
 た「オレこういうのよくわかんないから」
 り「…私に読めと言うのか
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タケが銀行とか保険とか、そういうややこしいのは放棄するのは昔から。
今回の赴任にあたって会社に多数の書類を提出したり、こちらに来て様々な手続きをするのは本当に苦痛だったようだ。

 た「会社で入ってる保険だから、手続きはいらないみたいだよ」

昨日中身確認したら、申し込み書類を発見…
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アメリカの医療技術は高水準と聞くが、一方で社会保険も国民保険も存在しない。保険を扱うのは民間企業で、保険への加入は自己責任となるが、医療費が高いが故に保険の掛け金も相当高く、経済的に加入できない人も多数いるらしい。
今日たまたまこんなニュースを読んだが、アメリカの医療システムを物語っている気がした。

アメリカの健康保険は主に二種類ある。
①実費給付型保険(Fee for Service)
 Traditional Indemnity とも言われる。
 アメリカのどの医師や医療機関にかかっても、同一の割合で医療費が補償
 されるが、自己負担の割合が大きい上、医師や医療機関の過剰請求問題が
 あり、近年はもう一つの管理医療型保険が広まっている。

②管理医療型保険(Managed Care Service)
 医師や医療機関のネットワークがあり、これに加盟しているところに
 かかれば、1回の診察が$10前後で済む。
 ・H.M.O(Health Maintenance Organaization)
   被保険者は医師リストの中から自分の登録医=PCP(Primary Care
   Physician)を1人選び、診療等が必要な時は必ず最初にPCPに連絡を
   しなければならない。PCPが専門外の場合はPCPが別の専門医を紹介
   してくれる。
 ・P.P.O(Preferred Provider Organaization)
   ネットワーク外の医師や医療機関を利用でき、PCPを決める必要も
   ないが、自己負担率がやや高くなる。

…というのが大まかな仕組み。

で、資料を見ると、FTCの名前が入っており、プランもH.M.Oとなっているので、恐らくFTCは保険会社とH.M.Oの契約をしているようだ。

また、別の保険会社の申込書も入っており、それは「目」と「歯」そして「死亡保障」に関するものだった。

こんなに大切な資料を「わからないことがあったら聞いてね」とタケに渡したFTCの人事の女性の神経を疑う…掛け金が幾らとか、PCPを誰にするのか等必要最低限の情報も教えないのは、日本では職務放棄に該当しそうだが、こちらでは当たり前のこと。

週末本田さんが我が家に来るから、その時聞いてみよう…
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by rike22 | 2006-03-23 03:46 | 新生活
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