今回はマルタ島中央部に位置するイムディーナの町をご紹介します。 ここはアラブ人によって作られた城塞都市で、かつては首都でした。もともと貴族等、位の高い人たちが住むための街だったそうです。現在の人口は300人位、またの名を「静寂の町 (The Silent City)」と言うそうです。 ここでの一番の見どころは、この大聖堂です。イムディーナとお隣のラバト(Rabat)は、使徒パウロととても深い関わりのある町だそうです。パウロはこのイムディーナの町に船が難破したために辿りついたそうなのですが、もともとはキリスト教の布教を阻止するために動いていたそうです。それがこの街で回心し、一転して布教活動を始めたとか。 バレッタの大聖堂ほどの豪華さはありませんが、こちらもとても素敵なところでした。 同じ城塞都市でも、バレッタと違いここイムディーナの道はとても細く、規則性はありません。人がいないと本当に "The Silent City" という名前がぴったりです。 マルタ島を一望できるのもここならでは。これはバレッタ方面の景色です。 とてもとても小さな町なので、1~1.5時間もあれば十分見て周ることができると思います。 次回で最後にしますが、他に行ったところのご紹介と、マルタの観光事情にも少し触れたいと思います。
by rike22
| 2010-01-06 04:16
| 旅行
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